TRPG祭りinさいたま参加レポート

TRPG祭りinさいたま参加レポート

【参加者】
ANKO
やすとし
日向野
いわっち
剋竜
(敬称略)

【参加卓】
ANKO:迷宮キングダム(印南GM)
やすとし:アリアンロッド(かくたにGM)
日向野:アリアンロッド(翔GM)
いわった:アリアンロッド(卓上遊ギ会複数卓)
剋竜:上海退魔行(武藤GM)


【著者の独断レポート】
埼玉でも有数の大規模コンベンションです。
(クリファン・TRPG祭り・ふらっとダイスが関東3大巨頭であろうか?)
今回は140名を越す参加者が募り、さらに定員割れしてお帰り願った人まで出たという脅威のコンベンションです。
場所柄として、顔馴染みの北関東勢はもちろんのこと、千葉・東京・横浜といった南関東の方とも交流できるのは強みです。
目玉はFEARの菊池たけし氏・スザクの朱鷺田祐介氏・(元)エルスウェアの坂東真紅郎氏を揃えたゲストGM。

会場は幼稚園のお遊戯会ができるくらいの(?笑)舞台の付いた小さなホールを一室。
交通の便は川越駅周辺が非常〜にゴミゴミとした立地上、初見&単独行動では少々辛め。
そのためか駅からはスタッフの道案内係りが設置されていた模様だ。

【Myプレイ卓】
迷宮キングダム(印南GM)
参加PL(6名)

卓分けでは一応「祭り」に来たということでキクタケ卓に行ってみるも敗退・・・。
次に目指したのは迷宮キングダムでした。
最近、迷キンボルテージが急上昇中です。(汗
行ったら行ったでそこには「赤石沢」・「池波」といった面子が・・・。

GMさんは千葉の南舟橋でコンベンションをされているそうです。
迷キンOnlyConも企画中だとか?(しかもキャンペーンだそうな)
ぢつは南船橋って場所は今の職場から電車で一本&30分程。
最後にチラシも頂き、ちょっとドキドキです。

シナリオの内容は前代未聞、「自国防衛シナリオ」でした。
つまりはGM扮するラスボスがPL達の国へ攻めてきます。
限られた予算でトラップを仕掛けて撃退しろ、というシナリオ。
これがみんなで頭を捻って仕掛けたトラップの数々を解除&スルーされてPL一同てんてこ舞い。(泣
結局最後の「本丸」で全員プラス金で雇ったモブモンスター一同と迎撃してなんとかシナリオクリアーと相成りました。

笑えたのは今回のMVP。
なんとモブの「人間の屑」・・・。(笑
こいつの能力で「相手のアイテムを盗んで戦闘中使えなくする」というのがあるのですが、これが大当たり。
最後に残った人間の屑に至ってはポーションで回復させられる等、全PLから愛されるキャラに。。。
見事シナリオクリア後には名前が付けれれ、ジョブを与えられて逸材の1人として国民に加えられたのでした。(笑

今回のイチ押しはスキルやアイテムなどのカードがスリープ化されていたこと。
ルルブでは推奨しているのですが、これまで実施した人なぞ見たことがなかったのですよね。
いやぁ、実際に見たら「工房れいんぼう」の1人として血が騒ぎましたよ。
迷キンGM欲求ボルテージが急上昇って感じです。(また無責任な発言を・・・)


【その他の卓の簡単なコメント】
やすとし:(アリアンロッド・かくたにGM)
北関東の各コンベでは有名GM、かくたに氏のアリアンロッドです。
ぢつはここを加えた4卓が当日に人数が増えた事による急遽成立した卓でした。(何れもアリアン)
シナリオはT-Gameでもやっていた「古代兵器ドレッドノート復活阻止」シナリオ。
3人だったのでレベル10からのスタート。。。
流石に10もあると情報収集も楽だったようで、情報戦+ラストバトルで復活阻止を見事遂げたそうです。
聞いた限りだと高レベル・シティーアドベンチャー・そしてハンドアウトまで備えた良シナリオ。

日向野:(アリアンロッド・翔GM)
当日追加卓その2です。
こちらは一風変わった「アリアンで学園もの」だったそうです。
ジョブ取得もサポ/サポでもOKという剛毅なローカルルールを採用。
趣きは蓬莱学園に似たような感じでしょうか?
参加した日向野君からは大興奮&大興奮な報告が入っております。

いわった:(アリアンロッド・卓上遊ギ会複数卓)
今回の目玉の一つである、複数卓連動シナリオの卓です。
2つの卓と3名のGM(2人が各卓のGMをそれぞれ担当し、1人がシナリオ統括)で展開される変わりダネな卓。
シナリオは亡国の王子率いるレジスタンス軍の一員となり攻め入る帝國の移動要塞を破壊する、というシナリオ。
1卓が主砲の破壊・1卓が動力炉の破壊を担当し、一方のシナリオ進捗が他方のイベントに影響を与えるという
なかなかに面白い試みです。

剋竜:(上海退魔行・武藤GM)
各所にて評判が非常〜に高い武藤多栄子GMによる上海退魔行です。
シナリオ運び・切り回し等、とても素晴らしいものだったとの報告が入っております。
今回シナリオについてはシリアス路線で終始進んでいたにも関わらず、
最後のオチが「ドラ●モン・の●太の〜大魔境」風になっており、Pl全員の目が点になったそうです。

総括:
ゲストGMあり、トークショウあり、プレゼント抽選会ありとメーカーイベントにも劣らない
イベントメイクは素晴らしいの一言です。
ただ予想を越える集客数に手が廻らなくなっていたのが傍で見ていても気になった点でした。
菊池氏もトークショウの中で同じ点を指摘していましたが、これからの成長要素でしょう。

個人的にはうざったい「販売色の強いメーカーイベント」がないミニJGCといった感じで非常に楽しめました。
ゲストからは結構気になる耳より情報も聞けましたし。(オフレコ有無が不明なのでここでは割愛)
中でも一番の圧巻は菊池氏の「関東勢も名古屋勢に負けてないと確信しました」のコメントでしょうか。
そうですか、アナログゲーム界の一大拠点である名古屋勢にも対抗できますか。。。(笑