2006/01/22 (長文注意、笑)東京ファンタジスタコン参加レポート

対外遠征参加レポート 〜TFC1編〜
【場所】
東京板橋区 仲宿集会所2F和室


【同行者】(敬称略)
ANKO
日向野
やすとし
N里
gama
モカジマ(帰りのみ同道)


【各員の参加卓状況】
HN:システム名(GM名)
・ANKO:ダブルクロス2nd(辻番屋GM)
・日向野:謀略教室(コウハGM)
・gama:謀略教室(コウハGM)
・やすとし:カオスフレア(一乃瀬GM)
・N里:レレレ(池波GM)
モカジマ:レレレ(池波GM)


【著者の独断・コンベンション概略】
ソーシャルネットワーク「mixi」から発生した「ファンタジスタ」コミュニティの第一回クローズドイベント。
それが東京ファンタジスタコンベンション1st(以下「TFC1」)である。
ファンタジスタの語源を知りたい方はmixi内のコミュ説明まで来るように。(ひどっ・・
まぁもともとのコミュ自体はキング・オブ・ファンタジスタたるモトミヤ氏を慕って集まったコミュニティ。
「コミュ人数が30名超えたらコンベやりましょう」ということから始まったのが今回のイベントのそもそもの発端。
既に60名を超えてしまっているからかなり凄いことになっている。(苦笑
mixiに入っている人がほとんどなので、
今回参加者を見回してみると、個人的には「知っている顔が半分以上」、
「名前知ってるけど、初めて会う人残りの半分」、「残り初めての人」みたいな感じの人口分布。


今回は主催(と書いてメインホストと呼ぶ、笑)モトミヤ氏が「交流が目的」と掲げているだけあって
参加は事前登録制、パンフにはGM紹介のほかに参加者全員(PL全員)の自己紹介文が掲載されるという
凝った趣向のコンベンション。
開会宣言の後に続くのはGM紹介各自60秒、PL紹介各自30秒という他に類の見ない展開。
その後、PLが希望卓を書いた紙を提出し、「GMがPLを指名選択していく」というドラフト方式で卓分け。
いやはや面白いです。


つまりは卓分け終った直後から全員の顔と名前が一致しているし、PL紹介もその時点で終っているので
どんか感じの人なのかもだいたい掴めている状態からのセッションスタート。
非常にホットスタートでのセッションが楽しめました。
参加者は35名。立候補卓9卓、成立卓7卓という状況でした。


【Myプレイ卓】
システム名(GM名)
ダブルクロス2nd(辻番屋GM)
参加PL(4名)カヅキ嬢、えび氏、すぎ氏、私


折角の機会ですから希望卓記入用紙には初顔のGMさんばかりをチョイス。
で第二指名選択希望枠でダブクロ卓に無事指名〜。
ムフー、朝何気に「ダブクロ」のルルブを突っ込んでおいたのですよ。
普段システムなんか何一つ持たない私がですよ。(マテ
私がルルブ持参でセッションに望むなんて珍しいですよ。(撲殺


卓に集まった面々をふと見渡すと知った顔半分、初顔な方半分・・・。
ふむ、人見知り(つぅか間合い取りに慎重になってしまう)私には丁度良いかも。(?、笑)
GMの辻さんは首都圏を中心に活動されている方。
この人のグラサンがまた似合うんだなぁ・・・。今回は逃亡者・木島丈太郎風味でしたが、
渡哲也とかやらせても似合うかも。(苦笑
すぎさんは会場近隣で開催されている「コンベンション・アンバサダーズ」を中心に活動されている方だそうで、
モトミヤあにぃにTRPGの世界に引き込まれた人だそうです。
で、あにぃは彼に言ったそうです「熱いハートがあればTRPGにルールはいらねぇ」と・・・。
「そんな訳で一つもルルブを持ってません」というのが彼の自己紹介でした。
・・・刺客だ、ガクガクブルブル。モトミヤあにぃからの刺客がここにいるよぉ。(ドキドキ
カヅキ嬢とえびさんは某与野の茶房の常連なので説明の必要なしですね。(マテ
(えびさんとは今年既に4回目の同卓セッションというのは内緒の話し、笑)


ということでキャラ決めの結果が以下。
PC1:カヅキ  主人公格の男の子(キュマイラ・ピュア)
PC2:ANKO 味ッ子級の手弁当を作る変なヤツ(エグザイル/ハヌマーン
PC3:すぎ   遅刻常習犯・宿題やらない不良ッ子(ハヌマーン/サラマンダー)
PC4:えび   NGOと繋ぎ役(リーダー格)の女の子(オルクス/ソラリス
まぁこんな構成です。設定上、みんな学生です。
・・・一人だけ変なヤツが混じってますが、ほっといてください。
だってカヴァーが「主夫」なんだからいいだろう?(殴
弁当の味を「精密作業」で判定してって言われたら達成値「37」とか出ちゃったんだからいいだろう?(撲殺
カヅキさんとすぎさんがキチンとネタのシーンだろうがマジなシーンだろうが各々締めてくれるし、
スキマはえびさんが埋めてくれるし・・・。
ホラ、フリーに動けるよ自分。(馬鹿がここにいます、笑)
つぅわけで、こんな奴が極たまにマヂな台詞を垂れ流しつつ、ネタに走るという
2.5枚目だか3枚目だか分からないキャラが引っかきまわす、そんなセッションでした。(ダメじゃねぇか、笑


シナリオの方はタイトル「あんなに一緒だったのに・・・」というちょっと切ないシリアスな今回予告から始まるお話し。
ファルスハーツから亡命と庇護を求める少女を迫る追っ手から守る・・・というシナリオ。
だったハズだったんだけど、何故か本来対立するハズだった追っ手(少女と姉妹同然に育てられた幼馴染の女の子)を
味方に抱き込み、ラブコメ&コメディタッチな方向に。
「本来はシリアスな話しなのになぁ」と首を傾げるGM・・・。
・・・あ、ゴメン。ネタ満載になったのは間違いなく私の所為です。(汗
全体の傾向としてはえびさんがオープニングフェイズからシナリオの根幹をぶっ壊してみたり、
今回予告に記載されている「本来のスタートライン」となるであろうシーンに至るまでに
プレイ時間の半分以上をみんなで費やしてみたりと、結構やりたい放題だったのでまぁ良し!(笑


そもそもダブルクロスというシステムはスキルを使用すると「侵食率」というのが上がっていって、
セッション最後に「自立判定」というロイス(人との繋がり」の数D10振って規定値以下に下げないと
人間として還ってこれなくなる、というルールがあります。
で今回のセッションで思ったことは、今日のようなテンションでダブクロをやると「還って来れなくなる」と思ったこと。
たった1シーン(つぅか一瞬)でもネタのためとあらば、迷うことなくシーン登場してしまう
自分の性にはホトホト参った・・・・。(笑
今後は「Dロイスは生還者必須」とか、「自立判定2倍ロール基本」とか言ってないとダメかも。(マテ
注:何れも自立判定で振るダイスを増やすことが出来ます。デメリットもあるけどね・・・


【各卓の簡単なコメント】
HN:(システム名)
・日向野・gama:謀略教室(コウハGM)
TRPG福袋’94に掲載されていた「誰もいない」をベースとしたオリジナルシステム「謀略教室」。
シナリオなきシナリオがウリだそうです。いいよねぇ、そういうの。
それファンタジスタ級同士でやると面白いんですよねぇ。
同卓には赤石沢氏・わかねこ嬢と猛者揃いの卓。
会終了後のコンパ会場への移動途中でGMのコウハ氏が、
「俺なんにもしなくても、皆な勝手にフラグ立てて、勝手に話し進めてくれるから楽だったよ〜」
と嬉しそうに語っていたのが非常に印象的でした。
セッションの方は「怪盗」わかねこ嬢が大活躍だったとか、
日向野くんが触手出したとか、赤石沢氏がそのネタをガッチリキャッチだったとか・・・。
まぁそんなトンデモセッションだったそうです。


・やすとし:カオスフレア(一乃瀬GM)
長野から参戦という一乃瀬GMのカオスフレア。
mixiで事前にGMのプロフィールをこっそりと見に行ったら
「ANKO=>いずふり=>一乃瀬」
とか書いてあったのは内緒の話しです。
・・・やっぱりこの業界、広いようで狭いものなんですねぇ。(笑
注:いずさんを知らない人は2005/08のJGC備忘録を読もう


さて自称「お地蔵さんプレイヤー」を称するやすとし氏。
そのやすとし氏が大興奮&大興奮のセッション。
つぅか、毎年この時期にこの人がプレイするセッションはハズレがないですね。
(去年は奇しくもこの日にたかどの氏がやったビーストバインドのシナリオを太田でやって大興奮だった人・・・)
一乃瀬GM曰く「やすとしさん、サポーターやってる場合じゃないです」だそうです。(笑


え〜念を押しますが、この卓は「カオスフレア」です。
で、本来はPC1のキャラは異邦人(地球から飛ばされてきた)ということで他PCから
いぢめ抜かれるシナリオだったそうです。(いあ、実際そういうセッションだったそうですが・・・)
が、PC1のPLが付けたキャラ設定には
・「出身地:地球(統一帝国よりヤシマに亡命)」
・「絶対武器:全長18メートルの複座型ロボット」(武器の形状はルール上明記されていないそうな)
・地球でデートしてた彼女は「金髪・眼鏡・ツンデレ・委員長」(名前は敢えて伏せる、笑)
という設定だったそうです。
・・・。
・・・・・・なんかシステム違くないっすか?。(笑
誰の所業とは申しませんよ、えぇ申しませんとも。
ねぇタマさん。(にっこり


・N里・モカジマ:レレレ(池波GM)
まず一言物を申せば、通称「れいんぼう組」として行った6名のうち、4名がここの卓指定ってどうよ?(誉め言葉ですよ、笑)
その中のシナリオ経験者を2名外して、見事当選したのはN里氏とモカジマ氏の二人。
・・・ってウチの中でも特に濃いとこ持っていったねぇ、池波さん。(笑
セッション全体を通すと、Nっちが全編に渡り「腹黒」という事実を周知するようなセッションだったようです。


シナリオ的には池波氏が過去に廻した名作が集結。
「救命病棟24時 振り返れば奴がいる」(本来のタイトルは長いのでやや意訳、笑)と
「ニョグダ。をプロデュース」の二本立て。
GMとは個人的に遊ぶ機会が多い人なんですが、これまでも何度か折りに触れてきた、
「作ったキャラシートをクリスマスのプレゼント交換会宜しくPL間で廻す、ユニフォーム交換システム」
の他にも
「空白のフリー技能を各自必ず埋める、指名選択技能システム」、
「卓を見に来た人がD10振って×0.1%の視聴率が上がる、視聴率システム」(注:何れのシステム名称も勝手に命名、笑)
と着実にハウスルールに磨きが掛かってるのは流石です。
まぁ他システムから流用したりというのは否めないのだが、
素材同士が喧嘩しないで上手く馴染んだ「ごった煮」みたいな感じな独自システムになってます。
あぁ、、、それは美味そうだ。(笑
彼には「錬金術師(アルケミスト)」というファンタジスタネームが付いてるんだが、
システムでもプレイヤーでも上手く「煮合わせる」技術は「料理人(ザ・シェフ)」だよねぇ。(苦笑


【総括】
・会後は板橋駅そばの「やる気茶屋」で打ち上げコンパ。
 参加者のぢつに半分以上が参加。
 会場スペースが狭かったという話しもありますが、あの狭さが逆に一体感があって良かったなぁと思うことしきり・・・。
 れいんんぼう組は時間の都合で中座と相成りましたが、非常に有意義なひととき。


モカジマさんがPL紹介のときに言いました「体が一つしかないのが非常に心苦しい」と。
 えぇ、正にそのとおり。一日だけじゃぁ足りねぇ〜〜〜。
 今日参加して、着実に私の「遊んで貰いたいGM宿題帳」が増えました。
 モトミヤあにぃに感じたときと同じトキメキを感じたGMさんもいたので、
 ドキドキしながら同卓の機会を狙いたいと思います。
 これだからPLやめられねぇんだよ。(しみじみ)


・そして最後に非常に大きな問題がひとつ。
 コンベが終って既に二日(これ書いているのは週明け月曜〜火曜に掛けて書いています)経過している訳だが、
 テンションが下がりません、興奮が止まりません。(笑
 あっはっは〜、いや〜まいったなぁ。(撲殺
 第二回開催とか夢は広がりング。


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